地域探究学習で村松郷土資料館を見学しました!
1学年が地域探究学習で五泉市村松郷土資料館を見学し、五泉市生涯学習課の職員の方から展示物の説明等をしていただきました。
村松藩のお城の跡地に建てられた郷土資料館で、村松には156年前までお城があり、村松藩三万石の城下町として栄えていたことや城下町の3つの役割などについてお聞きしました。
村松といえば、桜や自然、公園などのイメージを持っていた生徒たちでしたが、まったく違う側面から村松について学ぶことができました。
城下町には、「行政」と「防衛」と「産業」の3つの役割があることを教えていただきました。
①「行政」は、村松藩が災害を直したり税金を集めたりしたことをお聞きしました。
②「防衛」は、攻めやすく守りやすい道路についてお聞きしました。地図を見ると、村松の道は狭く危なく、十字路がなく、先が見通せないつくりとなっていますが、攻めてくる人が先を見通せないようにつくられていたのです。現在も当時のままの道路となっているそうです。
③「産業」では、有名な焼き物、織物、筆についてお聞きしました。
特別展で五泉市出身の漫画家、夏海ケイさんの原画展が開催中で、ラフ画やネームなど、漫画が出来上がる前の原画について説明していただきました。
生徒たちは、五泉市出身の漫画家や村松出身の漫画家がいることをお聞きして、驚いていました。
民具資料館では、人々が日常生活の中で、必要になって作った道具を見せていただきました。
①おもちをつく時の「うす」「きね」、「かんじき」など姿形を変えずに現在も使われているもの
②電話やアイロンなど、姿形を変えて現在使われているもの
③田下駄など、役割を終えて姿を消したもの
をそれぞれ紹介していただきました。昔の生活を知ることができました。
貴重な品々を見せていただき、説明をしていただいたことで、村松の歴史や産業などについて興味を持つことができました。各自で興味・関心を持ったことをもとに、今後の地域探究学習を深めていきたいと思います。