2泊3日学びの旅!福島に修学旅行に行ってきた!!🚌
11月8日(水)から11月10日(金)まで2学年が2泊3日で福島に修学旅行に出かけてきました。様々な体験をとおして「わくわく」や感動、多くの学びがありました!
福島県のサッカーナショナルトレーニングセンター「Jヴィレッジ」で「アイマスクサッカー体験」を行いました。アイマスクをつけたプレーヤー3人と指示役2人の5人チームで8試合を行いました。
目隠しをして視界が遮られているプレーヤーにとって、頼りとなるのは「音」です。ボールの鈴の音と指示役の指示を頼りにゴールを目指しました。視覚を遮られた「プレイヤー」となってボールを蹴ること以上に「ことば」で仲間に指示を出す「指示役」が難しいことに気づきました。仲間との協力や助け合いを経験した貴重な経験となりました。
続いて、「食育プログラム、アスリートフード体験」を行いました。まずは、INBODY計測を行い、自分の身体を構成する基本成分である体水分・タンパク質・ミネラル・体脂肪などを体組成計で計測し、栄養状態に問題ないか、身体はバランスよく発達しているかなどをチェックしました。その後、「アスリートにとって食事とは」のテーマで講話を聞き、「運動」と「食事」と「睡眠」が大切で、どれか1つでも欠けると身体のバランスが崩れ、身体能力の低下につながることを学びました。学んだ後の夕食では、アスリートを思い浮かべながら、アスリート食を体験しました。
2日目は、楢葉遠隔技術開発センター(NARREC)で「ロボットの操作体験」を行いました。NARRECは福島第一原子力発電所の廃炉推進のために作られた開発実証施設内では、皆ヘルメットを着用して行動しました。研究管理棟でVRシステムで原子炉の中を見学させてもらいました。原子炉の中はとても広く、パイプなどいろいろなものがありました。ロボットは、災害時に使う救助用のロボットで、操作はゲームのコントローラーのようなもので行いました。ゲームの得意な人は上手に操っていました。
続いて、東北最大級の体験型水族館である「アクアマリンふくしま」に移動して、東日本大震災当時に撮影された映像やスクリーンの資料を見ながら、震災の発生から復興までのお話を聞きました。震災での被害は甚大で、駐車場の地割れや水槽の強化ガラスの破損、展示生物の死滅、震災による地盤沈下があり、福島第一原発の事故が発生したことを学びました。そして、その後、館長の「リーダーシップ」と仲間の「チームワーク」、「絆」や「協力」、「援助」によって、汚れてしまっていた水などを一からきれいにして、わずか4か月で復旧し、今のとてもきれいな「アクアマリンふくしま」になったことを知りました。
修学旅行最後の夜は、スパリゾートハワイアンズで「異文化体験」を行いました。ファイヤーダンスとハワイの伝統的で神聖な踊りであるフラダンスを観覧しました。生演奏とダンスの迫力、華やかさに圧倒され、時間も忘れて感動しました!
いよいよ修学旅行のラストは、「鶴ヶ城」を見学し、班別にわかれて、会津若松市内のタクシー研修を行いました。タクシー研修では、ドライバーさんから見どころやポイント、美味しいものをたくさん教えていただきました。
福島県は、新潟県の隣の県で、家族旅行などでも訪れたことがある生徒もいたと思いますが、今回の修学旅行では、新たな体験をとおして、これまで知らなかった福島を知り、仲間との友情を深めることができた思い出深い旅行となったことと思います。